シジミ 島根県産と青森県産で味が全然違う

近頃、健康と美容の両面から注目の集まるシジミ

二日酔いをはじめ、美肌や睡眠改善、疲労回復などにも良いとされ、女性にとっても嬉しい食材である。そんなシジミも産地によって全く味が異なる。

今回は特に比較し易い2ヶ所の都道府県から名産のシジミを用意。

一方は島根県の宍道湖で獲れたシジミ。そしてもう一方は青森県の小川原湖で獲れたシジミ。どちらが何県産で何故味に違いが出るのか、地理の知識を踏まえて解答する。なお2つは同じヤマトシジミ。今回は青森県産のシジミが普通は大きい物が獲れるので、あえて同じ大きさのもので出した。

島根県産のシジミは味が濃厚で、青森県産はさっぱりした味である。その違いから島根県産のシジミは濃厚な出汁が出るので味噌汁にオススメで、青森県産のシジミは酒蒸しなどシジミをメインとした料理に向いている。

では、濃い味の島根県産とあっさり味の青森県産。違いは何故出るのだろうか。

貝に詳しい東京魚市場卸協同組合の人に話を聞いた。するとシジミの味が違う理由はずばり育った湖の環境の違いから生まれるものだという。

そもそも島根県の宍道湖と青森県の小川原湖はどちらも汽水湖という淡水と海水が混ざった湖。

では青森県の小川原湖と島根県の宍道湖。同じ汽水湖なのに、何故味に違いが出るのだろうか。

島根県の宍道湖は潮の満ち引きにより、海水と淡水の入れ替わりが活発に混じり合う。そんな厳しい環境によって内臓が発達。その過程で旨味に関わるアミノ酸が多く作り出され、身が肉厚で味が濃厚なシジミが出来上がる。この海水と淡水の入れ替わりの激しい所が濃厚な味を生むポイント。

一方、青森県の小川原湖は海までの距離が遠く、海まで繋がっている高瀬川が細い為、海水が入ってきにくい。その為、塩の満ち引きによる影響が少なく、宍道湖に比べ、さっぱりとした味が楽しめる。

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