コシヒカリ 長野県産と千葉県産 気候で味が全然違う

お米の中でも日本で最も生産されている『コシヒカリ』。全国の田んぼの3分の1はコシヒカリが生産されているが、同じコシヒカリでも産地が違と味が違う。

今回は特に比較し易い2つのコシヒカリを用意。一方は長野県・北信州産のコシヒカリ。もう一方は関東の米どころ千葉県産のコシヒカリである。

味が全く違うという2つのコシヒカリ。どちらが何県産で何故味に違いが出るのか地理の知識を踏まえて回答する。

この2つの県は何が違うかと言えば、長野県は高い土地にある。という事は気温が低い。特に山間部は夜温度が下がる。夜下がると、米はでんぷんをそこでしっかりと蓄える事が出来るので、旨味と甘味がしっかりしたお米になる。

それに対して夜温度が暑いとでんぷんが溜まらない。しかし、それが悪いというワケではなく、だからこそ千葉県産のコシヒカリはさっぱり、あっさりしている。

だから用途によって使い分ければ良いのである。

例えばチャーハンを作るのであれば千葉県産のさっぱりしたコシヒカリの方が良い。

五つ星お米マイスターの資格を持つ西島豊造によると、長野県産は粘りが強く甘さも強い。それに対して千葉県産は粘りもあるが、キレが良く、さっぱりしている。

長野県産のコシヒカリが甘くなる理由は昼夜の寒暖差。長野県北信州は山間地なので昼夜の温度差がある。気温差があればあるほど、実はおこめは粘り・甘味が強く出る。

長野県・北信州は平均標高が高く、昼夜の寒暖の差が大きい。千葉平野部の寒暖差が7~8度なのに対し、長野県・北信州は13度もある。これだけ夜に涼しくなると、お米に含まれるでんぷんが蓄えられ、甘くもっちりしたお米になるが、夜の気温が暖かいとデンプンを消費する為、あっさりとした風味になる。

甘くもっちりした長野県産のお米は冷めても美味しく、おにぎりにするのがオススメ。あっさりした千葉県産のお米は上述通りチャーハンに合うそう。もちもちしたお米を更に炒めるとべっちゃりしてしまうので、あっさりした千葉県産が合うのである。

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