星野リゾート 1つのルール『禁煙』を誓わないと入社出来ない・採用されない

全国34か所で旅館やホテルを運営する星野リゾート

中でも『星のや京都』は最も権威のあるアメリカの観光雑誌『コンデスト・トラベラー』で世界のトップ8にも選ばれる程。

そんな星のや京都が世界から評価される極上のサービス。それは非日常を提供する事。宿に行くまでに渡し船で渡らないといけない。そうする事で、日常と離れた空間へ行く演出となるのである。

京都・嵐山にある桂川の渓流沿いにある星のや京都では現実から離れる第一歩として入口まで舟で送迎されるのである。

部屋にも非日常を感じさせるおもてなしがある。宿にありがちなテレビや時計がない。現代人には不便に感じるかもしれないが、時間を忘れて自然の音や景色などを楽しめる為であり、利用者からは大好評である。

そんな星野リゾートからの出題。

世界から認められるおもてなしで、客のリピート率はトップクラス。ここで働きたいと毎年就職希望者が殺到するそうだが、そんな星野リゾートでは入社・採用試験で誓うたった1つのルールがある。

誓わなければ門前払いの星野リゾートの絶対的な入社・採用ルールとは、世間の風潮を先取りし、13年前からある事を禁止していて、このお陰で時間と空間を有効に利用出来ている。

それは禁煙の事である。星野リゾートの採用HPをのぞくと『あなたはタバコを吸いますか?』との質問画面が出て、『YES』を押すと『大変申し訳ございませんが、星野リゾートグループでは喫煙者は採用いたしておりません。』という文言が出てくる。つまり、星野リゾートでは禁煙を誓わないと絶対に入社出来ないのである。

これは今から13年前、現在ほど禁煙の意識が高くなかった頃から導入されている。

実はこれがホテルマンにとってもっとも大切なおもてなしに大きく関わっている。1時間に1本吸うと考えると勤務時間中に5回位離席する事になる。そうなると1本7分間を必要とすると1日35分間のロスとなる。

客前での仕事が基本のホテルマンにとって、お客へのおもてなしの時間を裏でタバコを吸っている時間に割くのは非効率。更にスタッフの喫煙スペースを確保するなら、お客の共有スペースを確保した方が良いと喫煙に費やす時間や空間をおもてなしに還元。その徹底した従業員へのおもてなしの心が結果、世界も認めるホテルへと躍進させたのである。

国境の中央に建つホテルがある

フランスとスイスの国境に『ホテル・フランコスイス』というホテルがある。そのレストランの小さいテーブル。そこの中央が国境になっている。

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