美味しいのに食べ方を間違えると口が痺れる危険な魚 スク

さかなクンからの出題。

世の中にはとっても美味しいのに食べると危険な魚がある。以前紹介した沖縄県・南大東島で食べられるバラムツ。その身は脂がたっぷりのって美味しいが、このバラムツの脂は腸で消化されないので、食べ過ぎるとお腹を壊してしまう事がある。

そして今回、食べるとすごく美味しいのに食べると危険な魚が沖縄県にいた。

とっても美味しい魚なのに食べ方を間違えると口が痺れる魚がいる。しかもその魚1年にたった4回しか獲る事が出来ない貴重な魚である。

食べると口が痺れる魚。地元では「スク」と呼ばれていて1年に4回しか捕れない貴重な魚。次は8月14日前後がそのうち1回に当たる。

とっても美味しいのに食べ方を間違えると口が痺れる魚「スク」とはどのような魚なのか。さっそく沖縄をたずねてみた。

このスクは貴重なので高値で取引される為、スク漁は漁師達にとってはまさにボーナスなのである。年に4回しかないスク漁の時期は旧暦の5月~8月の間の毎月1日で4回のみ。

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スクは海藻を食べる魚なので海に潜り、海藻の周りを探す。スクの群れを見つけ、網を広げてスクを捕まえた。網にかかったスクは30匹ほどだが、本来は大きな群れを作り行動しているので大量のスクが捕れる事もある。

スクは稚魚の間は海水の動物性プランクトンを食べている。動物性プランクトンを食べている時は良いが海藻食べたスクは臭みが出る為、商品価値はない。

いよいよ試食してみると、舌に何かが刺さった様な感覚があり、その後徐々に痺れてきて口の中がチクチクしてくる。

実はスクはアイゴの仲間の稚魚の事をいう。アイゴの仲間は背中のトゲが13本、お腹のトゲが4本、お尻のトゲ7本、合計24本の毒のトゲを持っている。

ちなみに手毒はタンパク質の毒のトゲで、チクっと刺さって痛い時はお湯が効果的である。

ものすごく美味しいのに毒を持つスク。漁師は毒のトゲが刺さらない様で頭から食べる。スクは尻尾から食べると背びれなどが逆立ち、刺さり易くなるので、地元の人は頭から口に入れる事で刺さらない様に食べている。

ペンギンも魚を頭から食べる

ペンギンにまつわる初耳学。

理由は上記とほぼ同じで、頭から食べれば尾びれや背びれ、ウロコがひっかかるからで、ペンギンは器用に頭の方から魚を飲み込んでいる。

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