南極では一年中息が白くならない

日本から南へ1万4000km太古の姿を今に残す極寒の秘境である南極大陸。約200年前まで、人類の上陸を許さなかった氷の世界は全てが大迫力。地球最後の未開の地と言われている。

そんな南極大陸に番組は足を踏み入れた。南極大陸の現地取材で明らかになった事から出題。

南極と言えば実は今船で行くツアーが登場。世界中の観光客に大人気である。気になるお値段はトイレ個室付で3食ついて10泊11日で約70万円から。

旅の出発点は南米アルゼンチンにある世界最南端の都市ウシュアイア。ここから船に乗り、船内でずっと寝泊りする。すると3日目には南極に到着。その後、6日間南極に滞在出来る。

南極大陸の面積は日本の約37倍。地面の98%が氷だが、この氷は雪が固まって出来たもの。一番分厚い部分は約4000m。富士山の高さよりも厚い氷が大陸の上にのっている事になる。

そんな氷の大地を歩いてみると、約7500万羽も暮らすペンギン達が見られる。環境保護の為、観光客はペンギンの5m以内には近付いてはいけないというルールがある。しかし、野生のペンギンは人間への警戒心がない為、自ら寄って来る事もしばしばある。

よちよと歩きで有名なペンギンだが、実は胴体を支える脚には意外な特徴がある。実は骨格を見てみるとペンギンの脚は意外と長い。胴体の下にわずかに見えているのは脚の先の部分だけ。膝にあたる関節もあり、しゃがんだ様に立っている。

ペンギンの胴体には寒い環境で生きていける様に沢山の脂肪が付いている。長い脚に挟まれた脂肪は卵や雛を温めるクッションになっている。

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南極の魅力は動物だけでなく、運が良ければ自然の造形美を楽しむ事が出来る。今回はたまたま芸術作品の様な氷山に出会えた。元々は南極大陸の一部だった氷山。風と波が長い年月をかけて作り出した氷の彫刻である。

ちなみに「氷山の一角」という言葉がある様に、海上に見えている氷山は全体の約10%。実際は海中に残りの9割が沈んでいる。

ではここからが問題。

一年中ずっと寒い南極。観測史上最も寒い気温はなんと-93.2度。夏でも平均で0度を超える事はない。そんな極寒の地なのに、南極では一年中息が白くならない。

湿度によっても違うが、人間の吐く息が白くなり始めるのは10度前後から。なのに氷点下である南極で息を吐いても白くならない。

息が白く見えるには、水蒸気のままでは目に見えないので、水にならなければいけない。そして、水滴になるにはどういう状況が必要かと言えば、チリやホコリなどの微粒子が必要で、それを巻き込んで結晶する。

ところが南極は空気がとても綺麗なので水滴の核となるようなチリとかがない。だから水蒸気のままで結晶する事がない。これが息が白くならない理由である。

ちなみに同じ南極でも排ガスを出すモーターボートの上で息を吐くと白い息が出る。これは排ガスの微粒子によって水滴が発生した為、ここでは息が白くなる。

映画「南極物語」はもう撮影出来ない

映画「南極物語」はもう二度と作る事は無理である。

何故なら、その理由は犬を南極に持ち込む事自体が禁止されたからである。

南極条約が締結される前は持ち込んでも大丈夫だったが、それ以後は生態系を乱す恐れのある生き物は持ち込んではならなくなった。

南極にも手紙を82円切手で送れる

実は南極にもてがみが82円で届く。届く場所は昭和基地。要は日本の土地、国内い扱いになるので82円で届けられるのである。

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