便利な家計簿計算・名刺アプリ 裏側は人が手で入力

2014年の消費税増税に伴い、今家計簿をつける主婦が増えているという。しかし、家計簿の記入は面倒くさいと思っている主婦は実に9割以上。

ところが、そんな家計簿の煩わしさから主婦を助ける革命が起きた。

それがスマホをかざすだけでレシートの情報をデータ化し、計算してくれる凄いアプリ。その名も「Dr.Wallet」。操作は簡単。レシートをスマホで撮影し、送信ボタンを押してしばらくすると、取ったレシートがデータ化され、自動で計算してくれる優れもの。

一方、サラリーマンにとって面倒くさいと思う事の1つ、名刺管理にも同様のサービスがある。撮影した名刺を送るだけで情報をリスト化してくれる。

では、そんなアプリに関する問題。

主婦の無駄な手間を省き、家計簿の計算をしてくれるこのアプリはデータを1つ1つ人が打ち込んでいる。

家計簿をデータ化する便利なアプリは手入力でざっくり言うと機械には出来ない事を人間がチェックしている。しかも個人情報を守る為の驚きのシステムがある。

一見ハイテクに見えるが、データを手で打ち込んでいるとは果たしてどういう事なのだろうか。

2015-07-30_210834

早速潜入してみると、約30名の人達が一言も発せず、一心不乱にキーボードを叩き続けている。実はここで打ち込まれているのがユーザーから送られてきた名刺データ。1日にさばく名刺の数は数十万枚。それを手分けして打ち込んでいる。

そう、この方々がサラリーマンの社交の場を支えていると言っても過言ではない。では、何故こんな大量の作業が手作業なのか。

現在の技術では100%の文字認識は出来ず、機械だけで読み取ってしまうとlが1になってしまったり、Oが0になってしまったりする。そういうモノが加わる事によってデータとしては意味がなくなる。これは人の目を通す事で100%正確なデータを作るシステムなのである。

しかし、ここで疑問。人の目を通す事で個人情報流出の心配があるのではないかという事。しかし、意外な対策がされていた。

一人が作業で打ち込むのは名刺の一部分のみ。つまり、届いた名刺は会社名、名前、電話番号などに分割され、一人が会社名、一人が名前、一人が電話番号という風に皆バラバラに打ち込み、最後にサーバー上で合体させる仕組み。その為、打ち込んでいる人達に個人情報が漏れる心配はない。

そして、家計簿計算アプリも同じシステム。レシートも個人情報の塊。サーバー状で買った地域、時間、金額、商品名などに分割。それぞれ別の人が全て手作業で打ち込んでいる。

ちなみにこのレシート情報を打ち込むデータ入力のお仕事。パソコン1台あれば自宅で作業が出来る為、子育て中の主婦に大人気だという。やり方は簡単。手が空いた時にパソコンを開けば、自動で送られてきたレシート情報があるので、あとはそれを打ち込んで送信するだけ。

話題のアプリは多くの人の手作業で支えられていた。

名刺の現在とは違う使われ方をしていた

上記名刺に関する初耳学。

名刺は元々、訪問先が不在の際に来訪を知らせる為に札を刺していた。その為、名刺という名前なのである。

その名刺が今と同じ様に使われる様になったのは18世紀のドイツからである。

日本で最初に名刺交換が行われたのはペリーが来航した時である。

類似記事

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ