無料コインロッカーでお金・硬貨が戻って来る理由

今回のテーマはコインロッカーを使う時のアノ疑問

こんな経験はないだろうか。それはとある銭湯での出来事。荷物や脱いだ服を預けるコインロッカー。誰でも一度は使った事があるはず。でも、便利な反面、ちょっと面倒なのがロッカーの鍵を閉めるのに100円玉が必要。にも関わらず、財布に運悪く100円玉がない。とはいえ、鍵を開けたままにするワケにもいかず、脱いだ服をわざわざもう1回着て、両替をお願い。なんとか100円玉を手に入れ無事お風呂へ。しかしさっぱりしたのも束の間、コインロッカーからは預ける時に入れた100円玉が使った後に戻ってくるものがある。

コインロッカーと言えば有料タイプが一般的。確かに使った後でお金が戻ってくるのは嬉しいけど、一体何の意味があるのだろうか。だったら最初から無料でよくないだろうか。

銭湯やプールは勿論、体育館などの公共施設やデパートやスーパーなどにも設置されている。

利用者に話を聞いてみると、両替が面倒くさいといった声が聞け、戻って来るならわざわざお金を入れなくてもと疑問を持っている人が約85%もいた。

無料なのに一度100円玉を入れなければいけないコインロッカーだが、これには納得いく理由が存在した。

業界トップ、昭和47年に日本で初めてこの無料ロッカーを開発したのが横浜にあるアルファロッカーシステム。ちなみに最初のモデルは傘専用のもの。傘の保管で料金は取れないだろうという事で、預かったお金を返すシステムを考案。その後、現在の様な形に応用されたそう。

無料ロッカーに100円玉を入れる理由を聞いてみると、1人で何個も使う事を防ぐ抑止力になるから。

コインリターン式というこのコインロッカーは客が主に施設利用料を払っている公共施設に多く置かれている。とはいえ、いくら無料でも一人に沢山使われるのは困りもの。100円玉を用意するという手間を挟む事でマナーの悪い複数使用を防げるのでより多くの人が使えるようになっている。

更に防犯上の理由もあり、鍵の紛失を防ぐという目的もある。故意に鍵を持って帰ってしまうケース、またうっかり鍵を持って帰ってしまって返さない、その両方が考えられる。

もしマナーの悪い利用者がロッカーの鍵を持って帰ったり無くしたら新しい鍵に交換しなければならない。その費用は数千円かかってしまう事もある為、ロッカーを運営する施設にとって鍵の紛失は大きな痛手。

100円玉がなくても使えるロッカーの場合、大した荷物がなくても使用される可能性があるが、100円玉を入れる手間一つでそのまま荷物を放っておくお客はほとんどいなくなりコインロッカーの鍵の紛失防止に繋がっている。

ちなみに100円玉は一番持っている可能性が高いという事でコインリターン式には100円玉が採用されている。

というワケで結局戻って来るのに無料ロッカーに100円玉を使う理由はマナー違反・鍵の紛失対策である。

類似記事

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ