オーストリア世界遺産シェーンブルン宮殿は誰でも住める

俳優の斎藤工オーストリアにある世界遺産に関する出題。

合わせて9つの世界遺産があるオーストリア。その1つが首都ウィーンの旧市街。ここにはシュテファン寺院やヨーロッパを代表する国立オペラ座など、歴史的建造物が街を美しく彩っている。

この歴史あるウィーンで斎藤工オススメの世界遺産がシェーンブルン宮殿

ウィーンが誇る世界遺産のシェーンブルン宮殿と庭園は年間700万人近くの観光客が訪れるスポット。最大の見どころは豪華絢爛な大広間。2010年、約3億2000万円をかけて改修された。

それではこの宮殿から出題。豪華絢爛なシェーンブルン宮殿は誰でも住む事が出来る。しかも、中には超格安の家賃で住んでいる人もいる。

ベルサイユのバラで有名なマリー・アントワネットが少女時代を過ごしたり、あのモーツァルトが公の場で初めて演奏を披露した由緒あるこの宮殿に誰でも住めるとはどういう事なのだろうか。

実はシェーンブルン宮殿の一部は賃貸住宅になっていて、宮殿の中に住む事が出来る。

宮殿と言えば豪華な大広間をイメージするが、シェーンブルン宮殿には宮殿内に1400を超える大小の部屋がある。中でも賃貸住宅はどんな部屋なのだろうか。

実は宮殿には住人専用の入り口があり、そこから先は観光客は入れない住宅エリア。

宮殿内とは思えない生活感あふれる空間。全部階段でエレベーターはない。その階段は王様が歩いていたので一段一段低く設計されている。

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番組で紹介された部屋はかつて王様の親族が住んでいたとされる由緒ある部屋。ダイニングは窓が多く日当たり良好。アイランドキッチンは白と木目で統一されオシャレ。ガラス張りの寝室は大きなベッドを置いても余裕の広さ。バスルームはシャンデリアも吊るせる天井の高さが魅力。

1LDKで約120平米以上もある部屋である。

約130戸が賃貸物件になっている世界遺産シェーンブルン宮殿。その部屋の中で一番安い部屋の家賃は約4万円。ちなみにウィーン市内で同じ間取りの物件の家賃の相場は12万円。なんと世界遺産の宮殿に家賃4万円で住んでいる人がいるのである。

そもそも宮殿が賃貸住宅になった理由・歴史は1960年代、海外からの移民・出稼ぎ労働者が増加し、ウィーン市内は慢性的な住宅不足になった。足りない住宅を補う打開策として考えられたのが宮殿の賃貸アパート化計画。

1960年代当時、1400以上ある部屋のうちほとんどが放置された状態だった。そこでその一部を公務員専用の賃貸住宅にしたのが賃貸住宅の始まり。1992年からは制限を撤廃し、公務員以外でも誰でも住める様になった。

とは言え4万円の家賃は安すぎる気がするが、これにはきちんとした理由・からくりがある。

実は1番安い物件があるのは宮殿の3階部分。この3階には王様の給仕担当が住んでいた。貴族よりも身分が低かったので天井も低くなっている。

更に実はこの宮殿。住んでいる間は原則家賃変動無し。という事は引っ越さなければ昔の家賃で住み続ける事が可能。中には家賃4万円と安かった1960年代からずっと宮殿に住んでいる人がいる。

残念ながら現在は空き部屋はないそう。

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