源泉掛け流し温泉 質を落とさず竹を使い一瞬で最適温度に下げる方法

温泉から出題。これを知っていると温泉が楽しめる知識である。

実は6月は温泉が超狙い目。その理由をじゃらんの編集長に聞くと6月は梅雨のシーズンで、そうなるとどうしても客足は遠のくが、その分温泉宿はお得なプランを沢山用意している。

温泉宿にとって梅雨の時期が一年で一番嫌なシーズン。そこで客の数をとにかく増やそうとお得なプランを増やしているのである。

例えば熊本県のアレグリアガーデン天草では梅雨時期限定のお得のプランがあり、ピーク時と比較するとなんと半額になっている。更に静岡県・熱海温泉の海のはなでは伊勢海老・アワビ・飛騨牛が無料でついてくるプランまである。

そんなお得な6月のプランの中で特にオススメなのが山口県の一の俣温泉グランドホテル。ここは源泉100%の掛け流しで美肌効果のあるトロトロのお湯を楽しめるだけでなく、この時期ならではで蛍が楽しめるのでオススメである。この時期限定のホタル舟プラン。川下りをしながらゲンジボタルが作る幻想的な世界を楽しめる。

それでは知っていると温泉を楽しめるこんな事実。温泉が湧き出る元である源泉に浸かれる源泉掛け流し。よく聞く言葉だが、約100度になる源泉もあり、このままじゃとても入浴なんて出来ない。そこで、これまで温泉宿では入浴出来る温度である約40度まで下げる為に、源泉に水を入れて冷やす等の方法をとっていた。但し、この方法だと温泉の成分が薄くなってしまい、純粋な温泉を楽しむのは困難とされてきた。

しかし、近年全国の温泉では質を落とさずに温度を下げる方法が広がっている。それはハイテクな機器ではなくとても原始的な方法である。

その方法を生み出したのが温泉の湧出量日本一を誇る大分県の別府温泉。ここの源泉の温度を測ると96.7度。間違いなく熱い。それに対し、湯船の温度は40.8度。確かに下がっている。しかも温泉の成分は変わらないという。では、何故、温泉の成分は変わらずに温度だけ下がっているのだろうか。

そこで、温度を下げる装置を開発した温泉の方に案内してもらうと、そこにあったのは巨大な温泉の冷却装置。何やら木の枝のようなものが沢山ぶら下がっているが、これは何なのだろうか。

実は源泉の温度を下げていたのは竹の枝。なんとこの竹の枝を経由するだけで100度近い温泉が40度近くまで下がるという。50度以上下がるのである。一体何故なのだろうか。

竹の枝を伝う事で温泉を小さな水滴にして、空気に触れさせる事によって温度を下げている。つまり、源泉を竹の枝で水滴状にする事で空気に触れる面積が大きくなり、温度が下がりやすくなる仕組み。

竹は熱に強く、耐久性に優れ、しかも他の木に比べ枝が多く分かれているので水滴になりやすい。そこに目を付けたのである。

ちなみにこの装置、元々は塩を作る装置からヒントを得て開発した。昭和20~40年頃、日本で全国で使用された塩を作る装置。温泉の冷却装置と同じ要領で海水を竹の上から流し、水分を蒸発させてから海水から塩を精製するのである。

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