トートバッグの原点は日本の牛乳配達 底に穴がある

女性達のオシャレの定番、世界のセレブ達も愛用しているバッグと言えばトートバッグ実は日本にその原点があったという。

今、発売中の女性ファッション誌。セットとなっているのがブランドとコラボレーションしたトートバッグ。海外のセレブもこぞって愛用する事で知られるトートバッグは今や女性にとって欠かす事の出来ない定番アイテムになっている。

そもそもこの名前を広めたのはアメリカのL.L.Beanだと言われている。ちなみにトート(tote)とは運ぶという意味。その特徴は口が大きく開き、荷物を入れやすく、丈夫な事。

アメリカの家庭では昔冷蔵庫に氷を使用していた為、その大きな氷を運ぶのに作られたのがトートバッグだった。そんなトートバッグは1944年にL.L.Beanが「ビーンズ・アイス・キャリアー」の名称で発売開始。氷以外を運ぶ時に使う人もいた為、1965年に「ビーンズ・ボート・アンド・トート・バッグ」に名称変更し、トートバッグという名前が一気に広がったとされている。

しかし、L.L.Beanが氷を運ぶバッグを発売する前の1921年、大正10年には既に日本でトートバッグが作られていたという。

それがあるのは京都の一澤信三郎帆布。創業110年の歴史を持つ老舗鞄メーカーである。今回はこのトートバッグの原点と呼べる鞄にまつわる出題。

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大正時代に開発されたこちらの鞄はよく見ると驚きの構造になっている。

トートバッグはかつて底に穴が開いていた。

物を運ぶ事が目的であるにも関わらず、鉛筆が通る位の穴が開いている。これは一体何の為に開けられているのだろうか。

このトートバッグに入れられていたものは何かと言えば牛乳瓶。牛乳瓶の配達にこのトートバッグは使用されていた。

そして大正時代の牛乳瓶は今ほど強度がない為、互いにぶつかって割れる事が多かった。そうなった時、こぼれた牛乳がドバドバ溜まるよりは、外に出した方が良い。その目的・理由で開けられたのがこの穴である。

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