アイーダ行進曲専用の楽器アイーダトランペット

ヴァイオリニストの高嶋ちさ子が楽器に関する問題を出題。

まずは出題に関する曲。それはサッカーの応援歌でもお馴染みの「アイーダ凱旋行進曲」。

あの世界的指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンも深く関わっているこの事実。アイーダ行進曲の為だけに作られた楽器が存在する。

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この曲の為だけに作られた見た目もちょっと違う楽器とはアイーダトランペット。一番の特徴は目で見てすぐ分かるその長さ。なんと通常のトランペットの約2.5倍もある。だが、この長さこそアイーダ専用たる理由なのである。

そもそもアイーダ行進曲とはエジプトの将軍の恋愛話を曲にしたもの。そこで作曲家のジュゼッペ・ヴェルディがこの曲をよりエジプト的にする為、ヒントにしたと言われるのが壁画。手に持っていたのが長い管楽器。そう、その壁画をまねて作り、アイーダの世界観そのままに再現したトランペットなのである。

しかし、このトランペットは長いがゆえに演奏者が吹いている時に自分の所まで音が小さくなってしまうので、吹きすぎて、どれくらいの程度で吹いて良いのかわからずに苦労すると言われている。

そんな形重視で作られた特殊な楽器アイーダトランペットだが、実はこのアイーダトランペットの伝統を守り続けているのは日本が誇る楽器メーカー。

1970年代、その特殊さゆえに修理する職人が不足し、アイーダトランペットは存続の危機に。そんな中、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が来日した際に、訪れたのが銀座のYAMAHA。楽団員はヤマハの技術力に感銘を受け、アイーダトランペットの未来をヤマハに託す事を決意。そして世界的指揮者のヘルベルト・フォン・カラヤンもその出来上がりに感動し、これをきっかけに日本のヤマハが世界に認められ、様々な世界的オーケストラの楽器を任される事になった。

日本の技術がいかに緻密で繊細かをこの事実がよく物語っている。

カスタネットが赤青半々になった理由

同じ楽器で言うと、カスタネットが何故赤と青、半々になっているかと言えば、その理由は男の子でも女の子でも使うのに抵抗を無くさせる為である。

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