夏のドライブで話したくなる知識 車のエアコンの風は曲がる

夏の行楽シーズン。ドライブ中に思わず言いたくなるこんな知識。

この時期、ドライブに欠かせないのがエアコンだが、実はこのエアコンの風、車がカーブする度に風もカーブしているというのを知っているだろうか。

車が左カーブすると普通は遠心力でエアコンの風は右側にカープしそうだが、エアコンをつけたまま左にカーブすると、風が右に曲がる時と左に曲がる時、つまり両方ある。

ポイントは空気の重さ。

本当にエアコンの風は左右に曲がるのか。コンサートでも使われるスモークマシーンを車のエアコンの送風口の内部にあて、風の動きを検証すると確かに右にも左にも曲がっていた。

実はエアコンの風の流れは冷風と温風で曲がり方が変わるのである。そう、風の曲がり方が変わる理由は冷風と温風。

冷風は普通の空気よりも軽く、逆に温風と言うのは普通の空気よりも重い。部屋のエアコンも同じで、空気よりも重い冷房は床にたまり、空気よりも軽い暖房は天井にたまる。

実は空気の重さは温度によって変わる。空気は温まると空気中の分子が減り軽くなる。一方、空気が冷えると分子が増える為、重くなるのである。

冷風は車内の空気よりも重い為、カーブを曲がる時、遠心力によって外に流され、逆に温風は車内の空気よりも軽い為、内側に流れる性質がある。

更により分かり易い実験をしてみた。用意したのは空気より軽いヘリウムガスが入った風船。つまり、空気より軽いエアコンの温風代わり。そして空気より重い二酸化炭素を入れた風船。つまり空気より重いエアコンの冷風の代わり。

理論上は空気より重い二酸化炭素の風船は曲がる方向の外側に、空気より軽いヘリウムガスの風船は曲がる方向に内側に動くはず。すると綺麗にその通りに動いた。

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